【珠璃鍼灸院】開業日誌④ "初期費用"
さて、物件も決まり、いよいよ初期費用を支払って契約手続き…
とそれに進む前に、やるべき重大なことが一つ。。それは『不動産の検討』です。
前回の記事でも書きましたが、
不動産には様々特色の違いがあるため、物件の内覧の時点でいろんな不動産に当たって、いろんな担当者に多方面の角度から物件紹介してもらうのが◎
そして次の大事な問題は「どの不動産に契約を頼むのか」ということです。
決定した物件を紹介してくれた不動産でそのまま契約…ではないのです。
何故なら、不動産によって初期費用が雲泥の差だから。
実際、私が探した物件で、
同じ物件同じ条件でも、初期費用が10万円も違いました…!
例えば仲介手数料。(これは知っている方も多いかと思いますが)
仲介手数料が家賃の「1ヶ月」、「0.5ヶ月」、「無料」
と様々あり、最近では大家さんと直接やりとりするサイトもありますよね。
では、最初から仲介手数料無料のところを選べばいいのでしょうか。
答えは『いいえ』。
仲介手数料が0.5ヶ月分と規定している不動産でも、交渉次第で手数料が0円になったり、逆に仲介手数料0円と謳っている代わりに、家賃つり上げや架空の清掃代など、意味不明に増額されているとかありました。(相見積を取ってから分かった事)
その他、キャンペーンでキャッシュバック2万円出してくれるところもあるので、相見積もりはすべきだなと今回肌身で実感しました。最低3社くらいは。
だって今回の初期費用、
・最高値 19.2万円
・最安値 7.9万円
だったので。。
しかも最高値の不動産には、最初、家賃を1.1万円釣り上げて物件紹介されましたもの…
なのでまず相見積を取ること。その際に大事なのは、
相見積を取ることをあらかじめ不動産に本音で打ち明けることです。
(わざと交渉を遅らせたり、意地悪をされるからとかなんとか理由をつけて)
大抵内緒にするように指示されますが、いいことなんて一つもないです。
隠し事をしているとこちらが負い目を感じるだけ。
そもそも
よく考えればビジネス上でも相見積を取る時は双方に伝えるのが礼儀ですよね。
言い方としては「他の不動産で○○円で提示されているが、色々頑張って探してくれたし安心できるので、ぜひ御社で成約したいと思って…」と言うなど。
その方が先方も結構頑張ってくれます。
でも嘘や大げさには言いません、本当にそう思ったから言うだけで、
そう思えない不動産には普通に金額を伝えて、できれば安く抑えたいので、と言うだけです。
だって費用安く抑えたいのは誰しも同じことですもの。
(特に開業前の初期費用は、収入減が無い分シビアです)
不動産側も、無理なことは無理なので、無茶を要求するのではなく、落としどころを話し合うだけです。
今後、お客さん相手の店舗を開業する身としては、やはりどんな人にも誠実に応対したいという気持ちがあるので、正直に現状を伝える事が大事だなと今回思いました。
さて次回は、入居審査や契約手続きについて書こうと思います。