【珠璃鍼灸院】開業日誌~余談~「台車で共感」
本筋の開業日誌とは別に、
開業に関しての日常の気付きや思ったことを綴っていこうと思います。
この前、施術ベッド搬入のため、日も落ちた夜に自転車で店舗に向かっていると…
寒い夜に、大きな台車に、テレビとテレビ台を積んで押し歩いて運んでいた人がいて、
それを見た瞬間。
開業日誌①でも書きましたが、
自分の店舗に行く初日、寒い夜中に30分かけて運んだことを思い出して、
全く状況も何も分からない知らない人なのに、つい自然と、心の中で、
「頑張って…!!」
と応援してしまいました。
あまりにも自然過ぎて、当たり前のようなことに感じるかもしれませんが、
なんかこうやって自分がいろんな経験をしていく中で体験したこと、実感したこと、
楽しい事も悲しい事もつらい事も、さまざま経験していくから、
こうして自然に人の痛みや悲しみに共感できるようになるんだなぁとしみじみ思いました。
これが、教科書や文字上の知識だけでは身に付かない、自分が体感しないと本当の意味では理解できない、という本質なんだなぁと。
だからこそ、色んな経験をして、一人一人に寄り添える鍼灸師、カウンセラーで居たいなと思った瞬間でした。