珠璃院長の心身健康コラム~女性の感情起伏~

女性は感情的な生き物。ってよく言われますよね。

脳科学的、脳の構造的、環境要因、様々な理由が複合的に影響しあって、女性の方が感情的になりやすいということは知られています。

もちろんその程度差は様々で、男性でも女性的な一面があったり、女性でも男性性が強い人もいます。

 

ただ、大きな傾向として女性の方が、感受性・共感性が強かったり、感情に敏感だったり。

その一つの要因として、生体内のバイオリズムが関係しているのですが、

この前YouTubeチャンネルでゲッターズ飯田さんが、女性の恋愛相談の中で、

 

”彼にね、女ってよくわからずキレるもんだよっていう”

”女の人が平常心を保ってずっと生きてるなんてできない生き物ですから”

”寝てないと機嫌悪い、月のものが来たらもうまじブチギレるみたいなのがもう当然ですから。男の人ってそれがそれがないから、女の人もしょうがないですもんね”

カリカリ、イライラしちゃうときもあるし、変に悲しむときもあるし”

 

ある女性が不意なことで婚約相手とケンカになり、仲直りしたつもりがそのあとマリッジブルーになり関係が更にぎくしゃくし、ついには婚約破棄を申し出られてしまったとのこと。

 

もうこれを見た瞬間、ゲッターズ飯田さんよく言った!と思いました。

これは本当に全男性に理解していただきたい。

ただ受け止めるだけじゃなくて、そことちゃんとフォローしてケアしてくれないと!

女性誰しも平常心で居ようと頑張っているのよ。それを男性であるゲッターズ飯田さんが言ってくれたのが感動でした。

 

まぁ男性も仕事のストレスや、職場の人間関係とかもありますけどね。

要はお互いに歩み寄る姿勢が大事ですよね。特に結婚なんていうと。

 

育った環境も背景も違う、お互いの価値観の違いを、いかに許容していけるか。

そこに人間性。受容性。包容力。器が出るのではないかなと思います。

 

男性がその部分をきちんとケアしてくれる前提で、

とはいっても女性の皆さん、やはり自らコントロールできるに越したことはないですよね。

女性の月のもの、バイオリズムでの不調は、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前深い気分障害)などと言われます。

これは月経痛と同じで、人によって程度の差が大きいですが、

いずれもきちんとケアすれば対処できるものです。

それはロキソニンやピルなどの対処療法の西洋薬に頼るのではなく、自分に本来備わっている自然治癒力を引き出して、自ら、ホルモンやバイオリズムを調えていくことでケアできるものです。

具体的な方法は様々。

漢方薬だったり、鍼灸治療だったり、心理ケアだったり。

 

私も前職の漢方薬局ではそういった悩みを抱えた女性をたくさん診てきました。

珠璃鍼灸院でもそんなお悩みを抱えた女性の一助になれると思いますので、

ぜひ一度ご相談ください。